今回はチャップアップとプランテルEXを下記8項目において比較した。
ここで比較結果を先にいうとこうこう結果となった。
期待できる効果の違いを比較⇒五分
臨床試験の実績⇒プランテルEX
売上⇒チャップアップ
内容量⇒チャップアップ
アットコスメの口コミ数⇒チャップアップ
価格⇒チャップアップ
返金保証の条件⇒チャップアップ
解約条件⇒五分
チャップアップとプランテルEX【期待できる効果の違いを比較】
配合されているメイン成分と期待できる効果はそれぞれ下記の通りとなっている。
副作用に関してだが、ともに医薬部外品の育毛剤であるため重篤な副作用のリスクはない。
頭皮のかゆみや炎症といった副作用のリスクも最低限に抑えられており、安心して使用することができるだろう。
チャップアップ

- センブリエキス
- グリチルリチン酸ジカリウム
- 塩酸ジフェンヒドラミン
- トコフェロール酢酸エステル
- D-パントテニルアルコール
センブリエキスは血行促進、発毛促進効果が期待できるとされており、育毛作用の臨床は名古屋大学医学部付属病院分院皮膚科の実験で有意差が確認されている。
グリチルリチン酸ジカリウムと塩酸ジフェンヒドラミンには抗炎症作用があり、頭皮のかゆみや炎症を防ぐ効果が期待できる。
炎症を防ぎながら、頭皮の状態を健康的な髪の毛が育ちやすい環境へと改善する効果が期待できるだろう。
グリチルリチン酸ジカリウムの有効性はいろんな観点から臨床試験が実施されているが、結論の方だけ記載しておこう
塩酸ジフェンヒドラミンは日新製薬株式会社がジフェンヒドラミン塩酸塩として鼻水、かゆみなどのアレルギーを抑える薬として販売されているが、育毛剤で配合される場合は頭皮のかゆみ抑制のために使われていたりする。
塩酸ジフェンヒドラミンも臨床はあるが、育毛剤に使われる観点での直接的な臨床データはない。
センブリエキスは1989年の試験で名古屋大学医学部付属病院分院皮膚科、グリチルリチン酸ジカリウムは丸善製薬株式会社、塩酸ジフェンヒドラミンは日新製薬株式会社が効果を認めていることは事実だ。

プランテルEX

- リデンシル
- ペブプロミンα
- センブリエキス
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ジフェンヒドラミン塩酸塩
プランテルEXのメイン成分のうち、上から3つの成分はチャップアップと同様であるため、説明は省略する。
プランテルEXの主成分「リデンシル」はスイスのインデュケム社が開発した成分。
幹細胞にアプローチして毛母細胞を増やすこと、また毛乳頭内にある繊維芽細胞を刺激することで新たな毛髪の細胞を作り出すことを目的としている成分で発毛促進の期待という解釈で良いだろう
また炎症抑制に対してもアプローチしてくれることが特徴的だ。
リデンシルはいろんな成分から構成されているわけだが、セイヨウアカマツ球果エキス(DHQG)・チャ葉エキス(EGCG2)がメインの役割を担っていることが臨床試験からわかっている。
- DHQG:幹細胞、線維芽細胞の活性化により毛母細胞増加にアプローチ
- EGCG2:炎症予防

リデンシルの実際に人間の頭皮を使ったいろんな観点から臨床試験が実施されており、成長期の髪の毛の増加や休止期の髪の毛の減少といったヘアサイクルの改善効果が認められたり、発毛効果が認められているミノキシジルとの毛髪成長比較に関してもリデンシルが上回っているスコアが記録されている。
細かいスコアは省略するが実際にリデンシルを塗布した患者の画像がこのように公開されていることには驚きだな。


特許出願成分であるペブプロミンαは男性型脱毛症の原因となる5αリダクターゼの分泌を抑える効果が期待できる。
ペブプロミンαによるAGA予防となる5αリダクターゼの分泌を抑える効果はミノキシジルの3倍ほどあるとされ、株式会社日本食品機能研究会によって効果が認められていることが公式サイトに記載されている。
リデンシル自体に5αリダクターゼ抑制効果はないが、その分ペブプロミンαでAGA対策にも対応しているところが特徴でもあるだろう。
判定
育毛剤は直接的な発毛効果ではなく、あくまでも健康的な髪の毛が生えやすい頭皮へと手助けとして解釈するべきもの。
結論を繰り返すが、チャップアップとプランテルEXはメイン成分として同じ成分を配合しており、薄毛改善の効果の期待値は同等と言えるだろう。

チャップアップとプランテルEX【臨床試験の実績を比較】
根拠としてはプランテルEXに配合されたリデンシルは人間の頭皮を用いた実験から実際に薄毛が改善されたデータがあるからだ。
プランテルEXに配合されてるリデンシルの効果は前述した通り、スイスにあるインデュケム社によって認められており、臨床試験では成長期の髪の毛が9%増加し、休止期の髪の毛が17%減少したという結果が出ており、ヘアサイクルの改善による薄毛改善効果が十分にあるだろう。
チャップアップとプランテルEXの共通成分であるセンブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・ジフェンヒドラミン塩酸塩も効果は認められているが、薄毛改善につながる育毛効果があるという結果が出たわけではない。
あくまで軍配はプランテルEXに上がるが、チャップアップは日本臨床医学発毛協会の松山医師の監修をもとに研究開発が行われているため、効果の信憑性がないわけではないことは理解しておくべきだろう。

チャップアップとプランテルEX【売上を比較】

チャップアップは2013年から、プランテルEXは2018年から販売を開始しているため、販売期間の長いチャップアップの方が売上が多いのは当然かもしれない。
プランテルEXは販売期間こそ短いものの売り切れが続出しているため、高い評価を得ていると考えられるが明確な売上データはない。
軍配はチャップアップだが、販売期間が同一だった場合、どれだけ差が出るのか気になるところだな。
チャップアップとプランテルEX【内容量を比較】
チャップアップとプランテルEXはどちらも1本1ヶ月分を想定して作られている。
1本あたりの内容量は下記の通りで、内容量の多いチャップアップに軍配が上がるな。


プランテルEXはチャップアップの半分以下の内容量ということもあり、1ヶ月経過する前に使い切ってしまう可能性がある。
1ヶ月しっかりと使い続けたいのであれば、内容量の多いチャップアップの方が良いだろう。
チャップアップとプランテルEX【アットコスメの口コミ数を比較】

プランテルEXは口コミどころか商品自体が登録されていないため、無条件でチャップアップに軍配を上げるしかない。
チャップアップの口コミ数は画像の通りで、以下のような内容の口コミを多く目にする。
- 天然成分が配合されているので頭皮への刺激がない
- 無添加無香料なので安心して使える
- ハリやコシが出てきて髪質が良くなった
- 抜け毛が気にならなくなった
- 全体的にボリュームアップして
- スプレータイプなので狙った部分に塗布しやすい
チャップアップの購入を検討している場合は、自分の目的に合っているか口コミの内容を参考にしてみると良いだろう。

チャップアップとプランテルEX【価格を比較】
購入プランの種類が多く、価格も安いチャップアップに軍配が上がるな。
単品購入 | 定期コース | |
---|---|---|
チャップアップ |
|
7,400円(税込)
|
プランテルEX |
15,180円(税込)
|
10,670円(税込)
|
- 単品2本:13,800円
- ウルトラ定期便(育毛剤、サプリ):9,090円
- プレミアム定期便(育毛剤、シャンプー、サプリ):12,370円
- プラチナ定期便(育毛剤、シャンプー):8,880円
- 3本定期:27,060円
チャップアップの購入プランは充実しており、「ウルトラ定期便(育毛剤、サプリ)」「プラチナ定期便(育毛剤、シャンプー)」が人気のようだ。
チャップアップもプランテルEXもお得に利用したいのであれば、定期コースを利用するべきだな。

チャップアップとプランテルEX【返金保証の条件を比較】
返金保証に関しては単品購入・定期コース問わず対象になっているチャップアップに軍配が上がるな。
単品購入 | 定期コース | |
---|---|---|
チャップアップ |
|
無期限
|
プランテルEX |
返金保証なし
|
30日間
|
チャップアップもプランテルEXも返金保証の対象になるのは初回1本分のみで、返金保証利用後は商品の購入ができなくなる。
チャップアップに関してはサプリメントやシャンプーといった関連商品の購入も不可能になるので注意が必要だ。
チャップアップとプランテルEX【解約条件を比較】
チャップアップとプランテルEXはどちらもメールでの解約を受け付けておらず、解約したい場合は電話で連絡するしかない。
解約時には解約理由を問われることになるため、体質的に合わなかったなど理由を答えることになる。
電話で連絡して解約理由を答えるという流れが同じであるため、チャップアップとプランテルEXの解約条件は五分五分だ。

チャップアップとプランテルEXの比較まとめ
今回はチャップアップとプランテルEXを上記8項目で比較してきた。
期待できる効果の違いを比較⇒五分
臨床試験の実績⇒プランテルEX
売上⇒チャップアップ
内容量⇒チャップアップ
アットコスメの口コミ数⇒チャップアップ
価格⇒チャップアップ
返金保証の条件⇒チャップアップ
解約条件⇒五分
チャップアップとプランテルEXのどちらを購入するか迷っているのであれば、優位性の高いチャップアップを選ぶことをおすすめする。
チャップアップとフィンジアの比較
プランテルEXと同じメーカーのフィンジアとチャップアップを比較した記事はこちらを参考にしてほしい
